2012年3月31日土曜日

第84回アカデミー賞!予想編 - ショッピングソムリエ・相木悟のお買い物ブログ - 楽天ブログ(Blog)


さあ、やって来ましたこの季節!
映画ファンなら、ハラハラドキドキ胸ワクワク!
そう、年に一度の映画界最大の祭典、アカデミー賞シーズンの到来であります!

と云う訳で今年も、来る日本時間2月27日のアカデミー賞授賞式に向けて主要6部門の大予想をしてみようと思います。
(これまでの相木&定やんの激闘の記録は、左記カテゴリー〈アカデミー賞〉からどうぞ)

相木「それでは毎年お馴染み、僕と共に予想をしてもらうゲストを紹介します。浜村淳の後釜を狙う浪花のシネマ・アイ、"通天閣の定吉"さんです!」
定やん「いや~早い。一年経つのはホンマ早いなぁ。上島竜兵が首相に抜擢されるわ、前田敦子がジャイ子に抜擢されるわ、猫ひろしがカンボジア人になるわ、1年経てばこれほど世の中、変わるかね。おっと、ココに永遠の14歳、俗に言う厨二病男、発見!」
相木「フフフ、今年は何を言われても動じませんぜ。なんせ去年は圧勝しましたから」
定やん「まあ、その天狗鼻もせいぜい今のうちよ。去年、宣言した通り、今年わしは予想の鬼と化しとるからな。一日一回、ビリケンさんの足の裏なでて、運気もばっちりや」
相木「フフフ、僕も平将門の首塚に通い、運気を充填しましたから用意万端っス。では今年もはりきってまいりましょう!まずは助演女優賞、ノミネートはこの5人!」

○ベレニス・ベジョ(『アーティスト』)
○ジャネット・マクティア(『アルバート・ノッブス』)
○メリッサ・マッカーシー(『Bridesmaids』)
○オクタビア・スペンサー(『ヘルプ 心がつなぐストーリー』)
○ジェシカ・チャステイン(『ヘルプ 心がつなぐストーリー』)

定やん「今年もこの部門、難しいのう」
相木「特に馴染みのない面々が並びました」
定やん「わしはジェシカ・チャステイン!」
相木「お、さっそく当てに来てますねぇ」
定やん「ノミネート対象作の他にも数々の話題作をモノにした彼女は、今年最もブレイクした女優と言うてええやろ。総仕上げにオスカーで評価されるのは間違いあらへん」
相木「僕は、ここはあえてオクタビア・スペンサーにしときましょう。今年度一番のサプライズ・ヒットと言えば、ジャーナリスト志望の白人女性と黒人メイドが巻き起こす社会的騒動を描いた『ヘルプ~』です。当作は本部門をもって、評価されると思いますので」
定やん「あんさんは人生が「ヘルプ」やけどな」
相木「大きなお世話です。続いて助演男優賞!」


どのように私たちを助けるために不可視を使用できますか?

●ケネス・ブラナー(『マリリン 7日間の恋』)
●ニック・ノルティ(『Warrior』)
●ジョナ・ヒル(『マネーボール』)
●マックス・フィン・シドー(『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』)
●クリストファー・プラマー(『人生はビギナーズ』)

相木「例年通り、お約束で一斉に言ってみますか?」
定やん「はいな」
定やん&相木「せーの!」
相木「ケネス・ブラナー」定吉「クリストファー・プラマー」
相木「やっぱり揃いませんでしたか」
定やん「ほうほう。わしはてっきり揃うと思てたけどな。どう考えても本命はトラップ大佐やろ。息子にゲイであることをカミングアウトする老人っていう役柄もキャッチーやし、そもそも生きたハリウッドの伝説が未受賞なこと自体おかしいんやから」
相木「そういう意味では、マックス・フィン・シドーもそうですけどね」
定やん「ズバリ、どっちかや。アルバート・ブルックスが落選したのは腑に落ちんけど」
相木「僕はおじいちゃん子だったんで、二人を応援したいのは山々ですが、今回はブラナーを推します。ローレンス・オリビエの再来と異名をとった彼が、モンローの伝記映画でオリビエを演じたんですから、これで受賞したらドラマティックだと思いません?」
定やん「そうか、『ヘンリー五世』(89)から20年以上経つんやなぁ。いや、でもまだまだ彼は若い。次がある!でもあんさんには、後がない」
相木「だからほっといて下さい。さあ、お次は主演女優賞!」

◇メリル・ストリープ(『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』)
◇ミシェル・ウィリアムス(『マリリン 7日間の恋』)
◇ビオラ・デイビス(『ヘルプ 心がつなぐストーリー』)
◇ルーニー・マーラ『ドラゴン・タトゥーの女』)
◇グレン・グローズ(『アルバート・ノッブス』)


宇宙で最初のアメリカ人女性たちであった

定やん「あんさんの予想当てたろか?」
相木「なんですか、イキナリ」
定やん「ルーニー・マーラやろ」
相木「う…、ご名答。大ヒットしたスウェーデン映画のリメイクである当作で、パンクファッションの天才ハッカーという癖の強いぶっ飛びキャラ、リスベットに果敢に挑んだ彼女に期待大です。元来は、お嬢様というバック・グラウンドもそそるんですよねぇ」
定やん「ばかっつら!趣味で予想すなって何遍言うたら分かるんじゃい!デコスケ!」
相木「ご、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ~。で、定やんの予想は?」
定やん「わしはもちろん去年と同様、ミシェル・ウィリアムスや。彼女がマリリン・モンローに扮するなんぞ想像するだけでそそるわい。あのぽっちゃり感がたまらん」
相木「…そっちも趣味なんじゃ?」
定やん「いやはや今回、この部門はデッド・ヒートよのう」
相木「お、話をすりかえましたね。確かにノミネート17回のメリル・ストリープも本域で獲りにきてますし、ノミネート6回のグレン・グローズも眼が血走ってます」
定やん「お~怖っ!ティルダ・スウィントンがノミネートから漏れてよかったわい」
相木「では、どんどんいきましょう。いよいよ主演男優賞です」

◆ジョージ・クルーニー(『ファミリー・ツリー』)
◆ブラッド・ピット(『マネーボール』)
◆ジャン・デュジャルダン(『アーティスト』)
◆ゲイリー・オールドマン(『裏切りのサーカス』)
◆デミアン・ビチル(『A Better Life』)

定やん「『J・エドガー』のディカプリオはともかく、『SHAME シェイム』のマイケル・ファスベンダーが落選したのは残念やったな。のりにのりまくっとる旬の男優やのに」
相木「でも本年の男優の顔と言えば、やっぱりブラッド・ピットでしょう。プロデュース業でも偉大な功績を残していますし、もうそろそろ最大の栄誉を与えてもいいのでは?よって僕は、実在の大リーグのGMに扮したブラピがさらっていくと予想しやす」
定やん「甘い。極寒の地で飲む冷やし飴の如く甘いな。今年は作品の勢いでフランス人の彼が来るとみた」
相木「『アーティスト』のジャン・デュジャルダンですか?」
定やん「そや。ロベルト・ベニーニの奇跡再びや。会場ドン引きのパフォーマンスに期待!」
相木「しかしながらゲイリー・オールドマンが初ノミニーというのは、地味に意外でした」
定やん「よっしゃ、核心に近づいて来たぞい。ついに監督賞や!」


津波がプーケットをどこに打つんでした

☆アレクサンダー・ペイン(『ファミリー・ツリー』)
☆マーティン・スコセッシ(『ヒューゴの不思議な発明』)
☆テレンス・マリック(『ツリー・オブ・ライフ』)
☆ミシェル・アザナヴィシウス(『アーティスト』)
☆ウッディ・アレン(『ミッド・ナイト・イン・パリ』)

定やん「ここは主男と同じ理由で、ミシェル・アザナヴィシウスで決まりや」
相木「なるほど、やっぱりそう来ましたか。ちなみにこの監督、東京国際映画祭の汚点と名高いグランプリ作『OSS117 私が愛したカフェオーレ』(06)の監督だったんスね」
定やん「いやはや何がどう化けるか、分からんのう。そう言うあんさんの予想は?」
相木「僕は毎回クオリティの高い作品を生み出すアレクサンダー・ペイン、と言いたいところですが、今回はズバリ、マーティン・スコセッシです」
定やん「ふむふむ、なんとなく二人の対立軸がはっきりしたようやな」
相木「みたいですね。じゃあ、互いの言い分は作品賞に持ち越しましょうか」

★『戦火の馬』     ★『ミッド・ナイト・イン・パリ』
★『マネーボール』   ★『ツリー・オブ・ライフ』
★『アーティスト』   ★『ヘルプ 心がつなぐストーリー』
★『ファミリー・ツリー』★『ヒューゴの不思議な発明』
★『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』


相木「今年からまた選考方法が変わり、上限10作で投票の獲得率によって流動的に作品数がしぼられることになりました」
定やん「それでも結局9本あんのかいな。いい加減、従来の5本に戻いたらええのに」
相木「さて。本題の予想ですが、僕が『ヒューゴの不思議な発明』で、定やんは『アーティスト』ということで、よござんすね。ノミネート数も前者が11部門、後者が10部門と拮抗しており、文字通り、この2作の一騎打ちと言ってもいいでしょう」
定やん「でも、どう考えてもウィナーは、『アーティスト』で決まりやろ。くしくもサイレントからトーキーへ移行期のハリウッド役者の栄枯盛衰を描いたサイレント映画である本作と、最先端の3Dファンタジーたるスコセッシ作品との決戦となった訳やけど、保守的な業界がどっちに軍配を挙げるかは眼に見えとる。ホレ、去年の結果を思い出してみい」
相木「そう言うと思ってました。がしかし、両作の性質は実は一緒なんスよね」
定やん「なんやと~、トニー・カーティスとミッキー・カーティスぐらい違うっちゅーに!」
相木「否、一見、新旧技術対決の構図に見えますが、それがそうとも言い切れないんですよね。と言うのも、『ヒューゴ~』には、ジョルジュ・メリエスが登場し、テーマも映画草創期の謎にまつわる代物なんです。言わば、最新の3Dでもって映画史の総括をする、コアなファン向けの作品となっているんです。おまけにそれがファンタジー初挑戦の筋金入りの映画マニアのスコセッシが監督なんですから、勝機は充分。過去の猿真似でしかない『アーティスト』より志しは高いと思いますけどね」
定やん「じゃかあしいっ!こっちは何と言っても映画発祥の地、フランス産やぞ。フランス製無声映画が今の時代に脚光を浴びる、この温故知新のイベント性こそが重要なんや」
相木「イベント性に流されれば、後の世で軽薄な行為と批判されるのでは?」
定やん「うむむむ、今回は映画という芸術を再考察する、意義深い授賞式になりそうやな」
相木「クスクス、橋下徹に論破された森永卓郎みたいな顔になってますよ」
定やん「だまらっしゃい。結果が全てや!予想の鬼と化したわしを、なめたらいかんぜよ」
相木「ハイハイ。あと、他のノミネート作にもちょっと触れると、『ものすごくうるさくて~』のスティーヴン・ダルドリーがこれまでの監督作全てが作品賞にノミネートされるという快挙を成し遂げています。これ何気にスゴイ記録ですよ」


相木「さてさて、ひと段落つきまして。今年はプロデューサーのブレット・ラトナーの降板劇があり、後追いでエディ・マーフィが司会を降りる、すったもんだがありました」
定やん「結局、司会は当たり障りのない、ベテランのビリー・クリスタルに落ち着いたな」
相木「司会といえば去年、アン・ハサウェイとジェームズ・フランコの司会を二人してホメたら、世間的には極めて評判悪く、肩身の狭い思いしましたね」
定やん「世評なんか知るかい!堂々と感じたままマイペースでかましたったらええがな」
相木「御意」

相木「それでは、最後に恒例の一言。アカデミー賞は世界一豪華な式典であり、エンターテインメントなショーを堪能し、豪華絢爛なスターのファッションをチェックし、受賞者の素の一面が見えるスピーチに涙する。観たことがない方は、ぜひ一度ご覧あれ!」
定やん「浮世の憂さを忘れ、夢のひと時を楽しみまひょ」
相木「それにしても、例によって今年もノミネート作のほとんどが未公開…」
定やん「やっぱり今回も、"予想"と言うより"希望"やな…」
相木「誰か僕に試写状を送ってください~」

相木「さあ、そんなこんなで僕と定やんの予想は当たるのか、外れるのか?」
定やん「平将門とビリケンさん、パワースポット対決の行方は如何に?泣いても笑っても〈結果編〉に続く!」
相木「お楽しみに!」

定やん「わーわー言うとります」
相木「お時間です」
定やん&相木「しゃらば~い!」

最終更新日  2012年02月01日 12時59分13秒



These are our most popular posts:

総務省|電気通信番号指定状況

... アクセシビリティ閲覧支援ツール 総務省トップ 情報通信政策に関するポータル サイト 電話番号利用・指定状況 電気通信番号指定状況 ... 初めの「0」は、国内 プレフィックスと呼んでおり、国内通話を示す「合図」です。 これに続く市外局番は1~4桁 で ... read more

宮沢賢治 ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記

ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記 ... 私はこの地方の飢饉を 救 ( たす ) けに来たもの ですがね、さあ何でも 喰 ( た ) べなさい。 ... その幹に鉄のはしごが両方から二つか かって二人の男が登って何かしきりにつなをたぐるような 網 ( あみ ) を投げるような ... read more

第84回アカデミー賞!予想編 - ショッピングソムリエ・相木悟のお買い物 ...

2012年2月1日 ... ローレンス・オリビエの再来と異名をとった彼が、モンローの伝記映画でオリビエを演じ たんですから、これで受賞したら ... 定やん「あんさんの予想当てたろか?」 相木「なんで すか、イキナリ」 定やん「ルーニー・マーラやろ」 相木「う…、ご名答。 read more

電気の基礎知識

日本では100V(単相)/単相200V/三相200Vの種類があります。 一般家庭の コンセントは単相100Vですが電気使用量の増大とともに単相200Vのコンセントが併設 されている事も珍しくなくなりました。 最近の住宅は「単三」という形態で引き込み工事 されてい ... read more

0 件のコメント:

コメントを投稿